●英和辞典でfiddle(ヴァイオリン)を引いたら、【〔俗〕ぺてん 】という記述を見つけた。そういえば、日本語には「三味線を弾く」という表現がある。擦弦楽器と撥弦楽器の違いはあるものの、ともに弦楽器であるのが興味深い。洋の東西を問わず、怪しいのは弦楽器奏者であると(笑)。
●え、ワタシ? ワタシゃ法螺しか吹きません。(←かなりオヤジ的な反応の例)
News: 2005年4月アーカイブ
フィドラー
「東京の夏」音楽祭にシュトックハウゼンが来日
●今年の「東京の夏」音楽祭、シュトックハウゼンが来日するんすね。《リヒト=ビルダー(光=イメージ)》が3公演もあって、スゴいっす。あ、でもこれは一週間かかる《リヒト(光)》全曲演奏をするんじゃなくて(そりゃそうだ)、「光の日曜日」第3場の演奏会形式版ということらしい。
●音楽祭全体のテーマは「宇宙・音楽・心」。公式サイトの案内文がすばらしい。「この度は、宇宙のエネルギーの磁場ともなる人間の心や意識、その発動の姿の一つである創造の力と、宇宙との共振をお楽しみいただければ幸いです」。熱い。おー、オレもシュトックハウゼン聴いて、宇宙と共振するぜー、カモン、コンタクテ、レッツゴー、テレムジーク、チャクラが開くぜー!って気になる(←意味不明)。
●ちなみに名作「少年の歌」の続編「老人の歌」が作曲されたという話は聞かない。
ローマ法王逝去/ムーティ、スカラ座総監督辞任
●ローマ法王が亡くなったため、イタリアでは週末のサッカーの試合が中止(訃報の直前に中止が決定していたようだが)。スペインではキックオフ前に黙祷がささげられた。WOWOWスペイン・リーグの中継で、ヨハネ・パウロ2世がバルセロナのソシオ(サポーター組織の会員)であったことが伝えられていた。法王もロナウジーニョのゴール見てガッツポーズをとったりしていたのだろうか。ご冥福をお祈りいたします。
●ムーティとスカラ座問題、既報の記事、関連サイトをいくつかリンクしておこう。下から2番目、VIVIMILANO.ITに掲載されているムーティの写真に、マエストロの困憊ぶりがうかがえる。
ムーティ氏が音楽総監督を辞任 ミラノのスカラ座(朝日新聞)
Curtain falls on unhappy Muti at La Scala (The Guardian)
Rebellion Made Fall of Muti Inevitable (NYTimes)
Candidature europee per la Scala senza Muti (VIVIMILANO.IT)
南イタリアの申し子~リッカルド・ムーティ