●今回のドレスデン国立歌劇場(ゼンパーオーパー)、ワタシはなにも行かなかったんだけど、ムスバッハ演出の「サロメ」は相当おもしろかったみたいっすね。「七つのヴェールの踊り」の趣向を人から聞いて笑ってしまった。一歩まちがえると「モンティパイソン」のネタにもなりうる。
●もともと少女が男の生首を求めるという点で「サロメ」はとんでもない話だし、実際にそうするかどうかは別として、「七つのヴェールの踊り」ではサロメが全裸になるという設定だから、このオペラは良くも悪くも話題になりやすい。
●今思いついた顰蹙のがっかり演出。「七つのヴェールの踊り」で、最初からほとんど裸同然の歌手が出てくる。曲とともに歌手は一枚一枚、衣服を着始める。ブラウス、タイツ、スカート、セーター、マフラー、コート……、音楽が高潮するとともにサロメはどんどん厚着にっ! 衝撃の厚着フェチ向け演出。ってのはどうか。
News: 2007年11月アーカイブ
七つのヴェールの踊り
ベーゼンドルファーの売却先はヤマハ?
●ヤマハが逆転買収へ=ピアノ名門ベーゼンドルファー-英タイムズ紙報道(時事通信)。そのもととなっている英タイムズ紙の記事はこれかな→ Yamaha calls the tune in fight for pianos。もう少し詳しい経緯が書かれている。売却額は1400万ユーロってことであってる? いったんは1100万ユーロを提示したウィーンのJoseph Brodmann Piano Groupに売却されることに決まりかけていたようだが、逆転でヤマハへ、いうことらしい。企業買収のことなんてなにもわからないから、この金額が高いのか安いのかもさっぱりわからない。買う側に関心の集まるニュースだとは思うが、どちらかといえば売る側の事情のほうが知りたいかな。
●紹介するのが遅れてしまった、来日公演を行ったドレスデン国立歌劇場(ゼンパーオーパー)の来日ブログ。ドイツ語なのでワタシは読めないんだけど、写真だけでも。
「輝け!エア・コンダクター」初代チャンピオンはあなたかもしれない
●年末、東京国際フォーラムにて開催される「ハルモニア07-08」、ハルモニア杯をゲットすると来年の「熱狂の日」音楽祭への出場権が得られたりするのであるが、そのアマオケ部門の合間にとんでもない余興 画期的な競技が開催されることになったのである。ズバリ、
エア・コンダクター略してエア・コン。この分野では一歩先を行くエア・ギターの世界では、金剛地武志やダイノジおおちのワールド・チャンピオンシップでの活躍ぶりが伝えられるところであるが、エア・コンダクター競技はまだ全然始まってないんである。それが東京国際フォーラムという晴れがましい場所で始まるのであって、世界を目指すならまず東京を制せよ、今なら優勝チャンスはあなたにもあるかもしれない!
●そう力強く宣言し、参加者を募る、エア・コン。応募要綱は上記に詳細が書かれているので参照されたし。まさか勘違いはないと思うが、エア・ギターと同じでエア・コンダクターであって、これに勝っても第二の小澤征爾への道は開けない。むしろ金剛地武志への道を切り拓いてほしい。あっ、いや、金剛地武志って知らなくてOKです。魂のエア・コンを期待。衣装は自前で。
●審査員は大活躍中のギタリスト鈴木大介さん(本物)と、ワタシ(苦笑)です。企画は山尾敦史さん。
●祈る、健闘。