●オウム真理教の松本智津夫(麻原彰晃)被告にに死刑判決。
●amazonで「オウム真理教大辞典」(東京キララ社編集部)を検索するとこんなメッセージが。
この本を買った人はこんな本も買っています
『萌える英単語もえたん』 渡辺 益好, 鈴木 政浩
オウム真理教がテロリズムや犯罪史としてではなく、オタク文化のコンテクストで捉えられているのがよくわかる。
●ちなみに「萌える英単語もえたん」(三才ブックス)は本作りのアイディアとしては極めて秀逸で、これを作った人は天才編集者だと思う。
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『萌える英単語もえたん』 渡辺 益好, 鈴木 政浩
オウム真理教がテロリズムや犯罪史としてではなく、オタク文化のコンテクストで捉えられているのがよくわかる。
●ちなみに「萌える英単語もえたん」(三才ブックス)は本作りのアイディアとしては極めて秀逸で、これを作った人は天才編集者だと思う。
●オルテガ・イ・ガセットの「大衆の反逆」(ちくま学芸文庫)から。
「自由主義は敵と共存する決意を、しかも弱い敵とさえ共存する決意を表明しているのだ。人類がかくも美しく、かくも逆説的であり、かくも優雅で、かくも曲芸的で、かくも自然に反することに到達したのは信じがたいことである。(略) 敵と共存する! 反対者とともに統治する!」
●先日のW杯予選ニッポンvsオマーンで、オマーン選手の時間稼ぎのウソ怪我に対して、ナカタがボールを外に蹴り出したシーンがあった。それを見てアレックスはナカタに「なぜ出すのだ!?」と怒っていたようである。ワタシを含めたスタジアムのほとんどが、あれは明白な時間稼ぎで倒れているだけだから、ボールを出さずに攻めてほしいと思った。ナカタはお人好しなのか、これはブラジル人の言うマリーシア(ずる賢さ)の欠如なのか。
●たぶん違う。そもそもマリーシアとは弱者の論理であり、ブラジル人はマリーシアではなく華麗なテクニックで世界一になっていることを忘れてはいけない。キックオフから時間稼ぎをするオマーンは、戦う前に自らが弱いことを認めている。ナカタはその「弱い敵」に対して、自分たちにとってその場でもっとも大切なものを危険にさらした。これは2002年ワールドカップでの韓国vsイタリア戦におけるトッティを思い出させる。(少なくともイタリア側の論理では)審判を敵に回し、窮地にあってトッティは、わざわざ自陣の危険な地域でボールを足元に起き、正対した韓国選手に対して掌を上に向け、指で「来い、取れるものなら取れ」と挑発した。結果としてイタリアは負けたわけだが、試合のスコアなど関係なく、フットボールの精神史ではトッティは王者となった。
●ナカタもあのボールを蹴り出した瞬間にオマーン選手と、アレックスと、ニッポン代表と、スタジアムの人々を前に、王冠を戴いた。オマーン選手が本当に怪我をしていたかどうかなど、まったくどうでもいい。一次予選の結果も関係ない。これは中田英寿の戴冠式だったのだ。
●ふと昔に思いついたギャグを繰り返したくなってみたりする。