●えーと、もうそろそろサマータイムが終わるのか。ヨーロッパは10月最終日曜日午前1時(UTC)で夏時間終了。ってことは、今週末、10月25日(日)か。で、米国は違うんすよね。11月第1日曜日午前2時までだから、今年は11月1日(日)ということでいいのかな。ネットラジオやサッカー生中継の関係上(笑)、ワタシらも夏時間には要注意なんである。夏はとっくに終わってしまっている頃に夏時間が終わるから忘れそうになる。しかも各地で実施期間が異なる上に、同じ国の中でも例外があったりして実に煩雑。
●で、もう日本もサマータイム制を導入しちゃえばいいだろって意見もあるとは思う。ただ、夏時間は基本的に緯度が高い地域にとって意味があるものなんだろうし、冷房が普及している現代では夏時間の採用によってエネルギー消費はむしろ増加するという説もある。体調面でも負担もある。ヨーロッパでも夏時間は止めたいと思っている人も少なくないようだ。そうだな、せめてヨーロッパだけでも夏時間を止めてくれたら、サッカー中継とかベルリン・フィル生中継とか、話がシンプルになってありがたい……。
●ただ、そうは言っても一度定着したものを止めるのは難しい。ヨーロッパには夏時間愛好家のみなさんだってたくさんいるにちがいない。いまさら夏時間を止めると社会的混乱も少なくないだろう。そこで、ヨーロッパのみなさんに提案だ。夏時間はそのまま継続することにして、「冬時間を一時間繰り上げる」という新制度を導入してみてはどうか。昔、清少納言が言いました。「冬はつとめて」。冬は朝早い頃がステキです。一方、冬の夜はひたすら寒さが厳しくて暗くて怖くて魔王か何かが出てきそうで不吉。冬の間も早起きは三文の徳、ビバ早寝早起き。この先進的な「新冬時間」制の採用によって、欧州には世界を一歩リードしていただきたい。一歩というか、一時間。
Useless: 2009年10月アーカイブ
October 21, 2009