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■ page 3 絶対飽きない歴史的超名盤王道派
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  絶対飽きない歴史的超名盤王道派  

ガーター亭亭主さん 明日は明日の風が吹く

ARCHIV


●J.S.バッハ:マタイ受難曲
カール・リヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団(58年録音)


●正攻法で来られるのであれば、回答も正攻法。ひねった答を考えるのはヤメにしました。あと考えたのは、ゴールドベルク、ベートーヴェンの後期のソナタまたはカルテット、フィガロの結婚、ペレアスとメリザンド、パルシファル、といったところですが、やはり、これかなぁと。
●自分で面白かったのは、ディスクからの発想でなく「曲」からの発想に、どうしてもなってしまったということ。
「3ヶ月」というところがミソで、社会復帰するんですよね、前提として。一生そこで、というと答が違ってくるような気もするし、結局同じになるような気もするし……。


Tbさん おかげ様で

ARCHIV
さすが、名盤! 2票入ったのは、これと次のリヒテルだけ。

J.S.バッハ:マタイ受難曲
カール・リヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団(58年録音)


●私にとっては、やっぱりこれです。最初は退屈かもしれませんが、聞けば聞く程はまってしまいます。色々と批評されていますが、このリヒターの旧盤は、歴史に残る名盤だと思います。
●合唱、独唱、レチタティーボと音楽的に聴くだけでなく、歌詞の内容を考えながら聴いても面白いですよ。私はクリスチャンではありませんが、感動しました。


楕円球さん 信は力なり

RCA
写真はリヒテルの平均律。

●J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻&第2巻
リヒテル(p)(ないしグールド)


●必要最小限にして、しかしながら同時に全宇宙を網羅できるミクロコスモスがここにある。物性物理の言葉でいうなら 逆格子空間におけるΓ点(いやX点か[笑い])。繰り返すみたいだけど、必要十分条件とはこれ。


Satoさん 特になし

RCA


J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻&第2巻
リヒテル(p)


●およそ人が体験するすべての感情が詰まってる曲、演奏。




北条 馨さん 手段のためには目的を選ばず

EMI
みんな「平均律」が好きだよねえ。ワタシも大好きである。しかし19歳でエトヴィン・フィッシャーはヤバすぎるかもな。(編)

●J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻&第2巻
エトヴィン・フィッシャー(p)


●ネタも考えたのですが、あえて正攻法で。バッハの曲はいずれも素晴らしいですが、とりわけ器楽曲は聴いていて冗長さを感じることが少なく、本当に飽きません。「無伴奏チェロ組曲」や「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」、あるいは鍵盤曲なら「イギリス組曲」なども捨てがたいのですが、やはり「平均律」にはかないません。3ヶ月は優に退屈することなく聴けると思います。
●CDはいいかげん古い、エトヴィン・フィッシャーを選択。なんと1933年の録音です。これしか持っていないということもありますが、時代がかったところがなく、中庸の美徳を感じさせる名演です。
●私がこのCDを買ったのは19歳の時でしたが、レジのベテラン店員さんが私とCDを交互にしげしげと見た後「ホウ」と言ったのは今でもよく覚えてます。


わさび さん あたってくだけろ

SONY
写真は新盤のほう。(編)

●J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
グレン・グールド(p)


●今まで何百回と聴きましたが一向に飽きません。
一枚ならやはりこれでしょうか。 ボックスでもいいならグールドバッハ全集。



のりこ さん 人生楽ありゃ苦もあるさ

EMI
無人島本格派はバッハを選ぶ。(編)

●J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
パブロ・カザルス(vc)


●2枚組なので、ちょっと反則かもしませんが、何度聴き続けても新鮮かな……と思います。無人島で1人静かに物思いにふけるのもよし、うれしいときは、舞曲で地味に踊ってみるのも一興でしょう。月並みか?



ゴシックさん 金はあってもつかわない

RCA


●ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
トスカニーニ/NBC交響楽団


●やはりこの熱の入りようはすごい。それに最後まで緊張感を持続している。この曲は熱気も緊張感も技術も必要ですが、このトスカニーニ盤はそのすべてを持っている。フルトヴェングラーより上だと思えてならない。


白井さん ゴスロリに美貌なし

DECCA
いつもすばらしいコメントをありがとうございます。おかげで「ゴスロリ」という言葉を覚えました……。(編)

●モーツァルト:「フィガロの結婚」
エーリヒ・クライバー/ウィーン・フィル


●持ち込めるのが1組のCDだけなら、どうしてもバッハかモーツァルトにならざるを得ないが、バッハは社会復帰後に聴くことにして、モーツァルトから選ぶことにまず決めた。最高のモーツァルトが何かは難しいが、素直に「フィガロの結婚」を持ち込むことにする。登場人物も音楽も全てが華やかで生き生きしていて、3ヶ月間たった一人というダウナーな状況にも耐えられそうである。
●私が持ち込むCDは、エーリヒ・クライバーとウィーン・フィルの組み合わせのもので、ほぼ50年前の録音だがステレオで音は悪くないし演奏も素敵です。


みゅう太さん なるようになるさ

Supraphon
CD、これであってるかな?(編)

●スメタナ:わが祖国
ラファエル・クーベリック/チェコ・フィル


●もともとクーベリックが私の唯一尊敬している音楽家だったのですが、引退後まさか復帰するとは思わず、望外の一枚でした。そして1年後、音楽ファンなら誰もが知っているあの奇跡的な1991年の来日公演。私も行きました。あの一夜以来人生が変わったと言っても過言ではありません。人が人として生きること、それを全身全霊で教えてくれた音楽とその演奏でした。その時の演奏ではありませんが、今も時々、色々な意味で疲れた時に聴きなおす一枚なのです。


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