早起きは万病の元 | ||
やまおあつし
さん | ●仲道郁代ママのドビュッシー
●「パゴダ」で、ガムランのダンスが見えた。インテンポで演奏すると、シンコペーションが効いてダンス・ミュージックだということがわかる。こんな演奏、初めて。「あれ、いままで自分は何を聴いてきたんだろうなぁ。まいっちゃったなぁ」と久しぶりに思わせてくれたディスクでございます。 |
好きなだけ書き続けたまえ | ||
渋谷卓朗
さん | ●musica futurista (cramps CRSCD 046/047)
●5年間探し回って手に入れた、未来派の音楽を集めた2枚組みのCD。とは言っても、ほとんどがサティやドビュッシーみたいな音楽で拍子抜け。ヨーロッパの伝統を破壊するための最終兵器(楽器)?、イントナルモーリによる「騒音芸術」も、聴いてみれば、そのあまりのへなちょこぶりにめまいがする。さらに、ミドルネームがとんまな(トンマーゾ)なマリネッティによる詩の朗読も少年漫画の擬音を叫んでいるだけのようだ。これも相当にへなちょこ。それでも勝手に勝利しているところが、偉大にして愛すべき、わたくし自慢の愛聴盤たるゆえんなのです。 |
果報は寝て待て | ||
飯野 陽一郎
さん | ●ラベルのピアノコンチェルト両方、フランソワの演奏のやつ、EMI
●気合いが入っていてひたすらかっこいい。ピアノの響きがクール。 |
ニールセンは不滅です | ||
稲葉光亮
さん | ●ニールセン/交響曲第4番「不滅」(他1曲)、サイモン・ラトル指揮バーミンガム市交響楽団、1984年9月録音、EMI:CC33-3292
●新年を迎えて最初に聴くのは、余程のことがない限りこのCDと決めている。「不滅」に託けた音楽版「無病息災」みたいな感じ。録音状態はかなり良く感じられ、特に楽器の立体的配置が鮮明に聴き取れる。従って強弱静動の落差激しいこの曲の魅力が存分に再現されていると思う。当然終楽章の左右のティンパニの掛け合いも心地よい。5月に来日する当コンビには是非この曲を演って欲しかったが。他曲での熱演を期待している。 |
ロサンゼルスも結構いける | ||
Jun
さん | ●マーラー:交響曲第3番、サロネン指揮ロサンゼルス・フィル
●このCDに、指揮者にサインしてもらったので。ロサンゼルスにいるとたまにはいいこともあります。ということで、ロスにきたらロス・フィルを聴きに来て下さい。 |
ぷぷっぴどぅー♪ | ||
三軒茶屋道楽娘
さん | ●ヤルヴィ/エーテボリのボロディン交響曲第1番 (グラモフォン)
●世の中、不景気だとお嘆きのアナタ、元気の素にボロディンを。パンチの効いた骨太第1楽章は特にオススメ。エーテボリ盤は整った演奏とは言えないかもしれないが、重量感とノリの良さの両方を兼ね備えており、勇気百倍、ファイトイッパツ、ここ一番の起爆剤。 ところで、余りに溺愛して何度も聴いているうち、もののはずみでCDを破壊。シマッタ、買い直そうと思っても、このCDは全集(1〜3番)でしか売ってない。バラ売りを切に願う今日この頃、禁断症状に負けて再び3枚組を買い直す日も近い?! |
今日やらなくて良いことは明日にしよう。もしかするとやらなくてすむかもしれない。 | ||
Cello
さん | ●広上淳一/日本フィルのベートーヴェンの7番
●タワーレコードをはじめ、いくつかの店で一般にも市販されるようになって嬉しい。思わず目に付くように並べたりして・・・。 |
のほほん | ||
橋場元昭
さん | ●ブラームス/交響曲第1番、ヴァント指揮/北ドイツ放送響(去年出たやつ)
●話題になりまくったものをマイブームと呼んでいいものか。でも近年になくハマってしまったのは確か。じいさんとは思えぬ若々しいテンポ感が非常に心地よく、特に4楽章は「やられた!」の連続。はじけてます。メンバーも観客もさぞ楽しかったんだろうなぁ、居合わせたかったなぁ、という演奏。はやく4番を出しとくれ。 |
善人なおもて往生す、いわんや悪人においておや | ||
Isojima, Y.
さん | ●ショスタコーヴィチ/交響曲7番「レニングラード」、スヴェトラーノフ指揮スウェーデン放送響(VANGUARD CLASSICS, 99043)
●いつも拝見しております。スヴェトラーノフ狂の私としては彼を宣伝する絶好の機会。紹介したいCDはいろいろあれど、マイブームならば皆様のご存じないようなCDをと勝手に決め込んでこれにしました。 実はキャニオンクラシックスから同曲の録音(オケはハーグ・レジデンシィ管、PCCL-00380)がでてるんですけどこっちの方が更に迫力。ムラヴィンスキーの演奏が500系のぞみなら(何ちゅう比喩だ)この演奏はC62。ほんとに地鳴りのするような演奏がゆっくりめのテンポで延々と続くんです。だれてしまわないスウェーデン放送響もえらい(←特に第一楽章)。カーCDにのっけて大きな音で聞きながら運転すると最高です。でもまわりに迷惑かけてますかね、やっぱり。 ちなみに(本題と関係ないけど)スヴェトラーノフの関っているオケって変な名前が多いんですよね。ロシア国立響は正しくは「エフゲニー・スヴェトラーノフ率いる国立アカデミー交響楽団」。ロシアなんてどこにも出てこない。まあロシアにある国立交響楽団はロシア国立に決まっているんですが。(ちなみにプレトニョフの率いるロシア・ナショナル管は国立とちゃいますので念のため)。ハーグ・レジデンシィ管も正しくは「レジデンシィ・オーケスト」のみ。私は「おらが町の管弦楽団」と訳していますが。どんどんそれますが、ハーグ管は自分のところで地ビールならぬ地CDを作って売っています。最近になってスヴェトラーノフのCDもまた増えたみたいだけどCD買うだけのためにオランダくんだりまで行くのはちょっと・・・。それでは収拾がつかなくなったところで失礼します。 |
嫌いな者は好きな者に勝てない。好きな者もまた、楽しむ者には勝てない。 | ||
しょぱん
さん | ●「The Classic」っていう隔週販売CD+解説書のNo.3(ショパン)。演奏者はいろいろ。バラード1番、ノクターン、幻想即興曲等など。
●ジャイアニズム的(お前の物は・・・)選曲CD+ちょっとマニアックな解説書で880円。「うまい・早い・安い」と3拍子揃った、クラシックCD界の吉牛状態。あ、この場合「早い」ってなんだ?(自己嫌悪) このCDのポイントは選曲に統一感が全く見られない点。うどんにコーラをチョイスする私にピッタリの一枚。あ、そういえばコ○・コーラがいつのまに120円に。これでコーラ+CDでピッタリ1000円。セットで売ってくんないかな?(寝言) |