
●6日、せっかく高崎まで遠征したのだから高崎芸術劇場&群響の「トスカ」の前に、高崎市美術館と高崎市タワー美術館に足を運んだ。というか、毎回、高崎遠征は芸術劇場と美術館をセットにしている。両美術館とも駅のすぐそばでアクセスは抜群によい。とくに高崎市美術館は建築物としても独特の魅力があって、ほかにはない居心地の良さがある。
●高崎市美術館での展示は「版画集ぜんぶ見せます!」と「特集展示 小林正」。版画集はかなり強力なラインナップで、フェルナン・レジェの「サーカス」48点、ジョルジュ・ブラックの「もしも僕が死んだら」17点、シャガール「ポエム」24点、ピカソ「闘牛」26点など、ひとつの版画集をまるごと見せるというコンセプト。自前の収蔵作品だけでこれだけできるのは立派。しかも、週末でも空いていて快適。座る場所もたくさんあるので、のんびり過ごせる。ぜいたくな場所である。

●一点、惜しかったのは全点撮影が禁止だったことで、コレクション展では珍しいかも。代わりによそのサイトからダウンロードした、フェルナン・レジェ「サーカス」の一点を上に置いておく(レジェの著作権は切れている)。

●同時開催の「特集展示 小林正」も見ごたえあり。高崎市出身の画家、小林正(1949~)の絵画23点が展示され、こちらは撮影可。一点選ぶなら、上の「我ら」(1990)。家族や街をテーマにした作品が多いのだが、時期によって作風はかなり変わる。
●もう一か所の高崎市タワー美術館は、駅から芸術劇場に向かう途中にあって、こちらはビルのなかの小ぢんまりとした展示。現在の展示は「物語る日本画」。これもよかったのだが、写真がないのですぐに記憶が薄れる。写真は「そこに行った」というライフログとして欲しいんすよね。







