
●国立新美術館で開催中の「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」へ。これ、なんだ?と思ったけど、予想外に楽しめた。パリの国立ピカソ美術館所蔵のピカソの作品をもとに、デザイナーのポール・スミスが会場のレイアウトを考案するという企画。なんというか、一方通行のコラボレーションみたいな感じなのだが、それぞれに意匠を凝らしたカラフルな各セクションを巡るのが体験として新鮮。上はピカソ「腕を重ねて座る女」(1937)。これは一例に過ぎないんだけど、絵画の内部と展示室の壁をオレンジのストライプで軽く結びつけてある。

●これは壁一面を埋め尽くす雑誌のVOGUEを背景に、ピカソが雑誌のVOGUEに落書き風に描き込んだものを展示している。ユーモラスでリズミカル。

●こちらはピカソの「ギター」(1920)。コラージュ的な作品の背景に花柄系の壁紙を貼る。微妙に漂う昭和の台所感。

●ちょうど昨日の「カルメン」の話題のあとにぴったりだが、ピカソがたびたびテーマにした闘牛のセクションから、「コリーダ:闘牛士の死」(1933)。セクション全体の壁はこの色で、牛ならずとも興奮してくる。フーッ。同じコーナーに版画連作「ラ・タウロマキア(闘牛術)」のための挿画が展示してあったけど、同じものを高崎市美術館でも見たと思う。

●これはおもしろいアイディアで、ピカソのトレードマークのボーダーシャツを山ほど天井から吊るしてある。自分も着てみようかな!(ウソ)






